第2章 値とリテラル
2-1. 値
値とは、プログラムで扱う具体的なデータのことです。例えば、以下のようなものがあります。
- 今日の日付「3/8」
- 日本人の平均身長「170.7」cm
- このブログのタイトル「pythonで作ってみよう!!」
ここでいう値は本来意味を持ちません。「170」という値は、誰かの身長で170cmかもしれませんし、何かの値段170円かもしれません。意味はプログラマーやユーザーが意図して決めるものだということです。*1
2.2 型
値にはさまざまな種類(型)があります。型ついてはプログラム言語によって異なりますが、pythonでは以下のような体系に分かれています。
2.3 リテラル
プログラムで値を扱うもっとも簡単な方法はソースコードに値を記述することです。このソースコードに書いた値をリテラル(即値、直値)といいます。
print(1) #「1」は数値リテラル x = "text" #「x」は変数、「text」は文字列リテラル
*1:意味を振るまいとして定義することはできますが、ここでは触れません