インストールやら、実行環境を作るのが面倒くさい
1. 実行環境無しで動作させる(Webサービスを使う)
pythonをいきなり試そうと思っても、残念ながら使えません。面倒ですよねー。
そこで、便利なサイトがあります。
たとえば、以下。
実行環境を用意してくれているのです。軽く試したり、まずは勉強であれば、こういう環境の方が楽ですね。
pythonではJupiterNotebookというブラウザベースの実行環境があります。例えば以下のサービスで利用することができます。
実行結果がリアルタイムに表示されたり、プログラム以外にメモが書けたりなど、試行錯誤しながら勉強するには適した機能も多いのでオススメです。
2. Windowsで環境を作ってみる
◆Pythonのインストール
Pythonのサイトからインストールする
https://www.python.org/
Windows版もあるので、それを選択する。
Python>>> Downloads>>> Windows
から、64ビットか32ビットなどを考慮してダウンロード
実行時には、Add Python 3.6 to PATHのチェックを入れる
◆Pythonの実行
①起動
WindowsのPowershellから起動できる。
まず、インストールの確認として、バージョンを確認しよう。
PS C:\> python --version
Python 3.7.2
3.7.2がインストールされていることがわかる。
③Pythonの対話型モード
pythonと入力すると、対話モードになり、コマンドを実行できる。
PS C:\python> python Python 3.7.2・・・・・・ >>> 3+5 ←3+5を実行する 8 ←結果が表示される。
抜けるにはexit()か、quit()、Ctrl+Zでリターンを押す
④通常は、ファイルを作成する
拡張子は.pyとする。基本はすべて小文字。(このファイルをpythonスクリプトファイルといいます。)
ためしに書いてみる。とっても簡単だ。しかも、構文がわかりやすい。
Cだとprintfという無駄なfがついているのでわかりにくい。*1
print("こんちくは")
※UTF-8の文字コードを使う。
UTF-8の場合は以下が書かれてある。Shift-JISなどの場合は変える必要あり
# -*- coding: utf-8 -*-
エディタはメモ帳などのテキストエディタでも書けますが、統合開発環境もオススメです。ATOMであったり、Windows環境であればPowershellでデフォルトにあるISEが便利かも。
⑤実行
コマンドプロンプトから実行する場合は作ったスクリプトファイルを指定すればOK。
c:¥> test.py
PowerShellからでも実行できる。こちらの場合は、pythonと入れる。
PS C:¥> python test.py
3. Androidで環境を作ってみる
このブログをスマホで見ている人も多いと思うのですが(多いといいなあ)、スマホでpythonを勉強することも可能です。
最初に触れたWebサービスはスマホでも動きますので、それを使うのもひとつの手です。
また、スマホ上でpythonを動かすアプリもありますので、インストールしてみるのもいいでしょう。
例えば、以下のアプリが分かりやすいです(Androidのみしか見ていませんが)
QPython3にはコードエディタも含まれており、実行環境と連動しているので便利ですが、コードだけ書きたい場合は(別環境で動かす場合など)、使いやすいエディタをオススメします。いくら便利になっているとはいえ、PCに比べると入力は不便ですからね。
- テキスト選択やコピペが正しく動作する
- 記号の入力ボタンがある
- コードハイライト機能がある
- 自動インデントやクォーテーションマークやカッコの自動補完機能がある
いくつか試していますが、今はこれが使いやすいかなと思います。
*1:といっても、fはformatのfで、書式指定ができるprint関数というちゃんとした意味を持つんですが。